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昼にディズニーシーにいた時にお世話になっていた東京のカレー友達から食事会に誘われて、千葉から東急東横線の武蔵小杉駅のお隣の新丸子駅にやってきたのは2016年10月のこと。

新丸子駅東口から商店街を抜けた場所。「口癖はカレー東京支部の第20回の食事会」に選ばれたのが…
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『マドラスミールス』

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2011年11月オープン。

マドラスとは、現在のチェンナイ。

チェンナイ(Chennai)は南インドの東側のコロマンデル海岸沿い、ベンガル湾に面したタミル・ナードゥ州の都市であり、1996年までマドラス(Madras)だった場所なんです。

厨房で腕を振るシェフもチェンナイ出身であり、タミル・ナードゥ州チェンナイの南インド料理をメインに提供するこちらのお店。

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ミールス(Meals)はターリー皿だけでなく、予約しなくてもバナナリーフで頂けるから非常に魅力的なところ。

この日は10人ということで、アラカルトを含めて色々とシェフしながら頂きました。

◎チキン65
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奥の真っ赤な「チキン65」は南インドの定番的おつまみメニュー。

「65」に関しては、「チェンナイのレストランで1965年に加えられたメニュー」「65日間マリネする」「65種類の唐辛子を使っている」など諸説は多数なんだとか。

ジューシーで旨味たっぷりなチキン。ブラックペッパーなどスパイスが効いており、お酒が進んでしまいます。
*胡椒とブラックペッパーの違いはコチラ

またインドの国旗色にも見えるトマト、ミント、ココナッツの3種類のチャトニに、ジンジャーピクルスなど4種類の薬味が付いてくるのも、このお店の特徴的なところ。

◎シラスポリヤル
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食べてみたかったメニュー。
オイリーなシラスに玉ねぎの甘味が程良くマッチ。ほんのりとスパイスが効いており、優しいし味わいに仕上がっています。

◎マサラピーナツサラダ
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◎カーラン65
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マッシュルームの竜田揚げ。

◎マトンビリヤニとライタ
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スパイシーなアラカルトを頂いたら、mutton biryani (マトンの炊き込みご飯)をライタと一緒に頂きました。

食べてみると、香り高いバスマティライスに染みこんだマトンのジューシーな旨味が口いっぱいに拡がっていきます。

◎キーマドーサイとサンバール
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ドーサイは薄めのパリっとした生地で食べやすく、羊肉のキーマのジューシーな旨味とマッチ。サンバルにつけて、食べるとまた美味しいんです。

ちなみにキーマドーサイ以外にスパイシーマッシュルームドーサイなどメニューも豊富なので、色々と食べてみたくなります。
*ちなみにヒンディー語では「ドーサ」ですが、タミル語では「ドーサイ」と発音します。


この日は最後の〆にバナナリーフミールスが3個も出てくる贅沢ぶり!

◎ベジタリアンミールス
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ベジタリアンミールスは、バスマティライスを中心にポリヤル、ラッサム、サンバール、ダール、野菜カレー、マサラヨーグルト、パヤサムが7つのカトリ(小皿)に入っており、メドゥワダ、マサラワダ、アッパラン(パパド・パパダム)プーリ(orチャパティ)のラインナップになっています。
*サンバールは豆と野菜のスープ、ラッサムは酸っぱ辛いスープ、パヤサムはインドスイーツ。

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*こちらは、プーリーがチャパティに変わったバージョンのベジタリアンミールス。

ワダ(VADA)は表面がクリスピーでカリっとしたマサラワダに対して、ふわふわのメドゥワダ。どちらのワダも中はふんわりと柔らかく、ほんのりオイリー。サンバルやラッサム、カレーに付けながらペロリと食べられてしまいます。

野菜のカレーはココナッツ風味のシチューのような優しいし味わい。ポリヤルはギーを少し使っており、キャベツと人参メインのオイリーで優しい味わいに仕上がっています。

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ドロっとしたサンバルはタマリンドの酸味が効いており、しっかりとした味わい。

ダルはコクがある優しい味わいで、ガーリックやココナッツがバランス良く入っています。

サンバル、ラッサム、カレーや副菜と一緒にバスマティライスと混ぜ合わせて食べると味わいに一体感が生まれて新たな味わいにバージョンアップ。

また、爽やかな味わいのミントチャトニ、甘さ控えなマイルドなココナツチャトニ、酸味と生姜の香りが強いジンジャーピクルスなどの薬味を絡めると、味わいのアクセントになって良い感じなんです。

◎ノンベジミールス
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ノンベジミールスはバスマティライスを取り囲むようにポリヤル、ラッサム、サンバール、チキンカレー、マトンカレー、マサラヨーグルト、パヤサム、がカトゥリに入っており、チェティナードゥフライドチキン、アッパラン、パロタが添えられたラインナップ。

◎チキンカレー&マトンカレー
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左側の黄色味がかったカレーがチキンカレー。
右側はマトンカレー。

チキンカレーはミルクやカシューナッツが効いており、北インドテイストのリッチな味わいに、マトンカレーも臭みが無く、濃厚な旨味感じるグレイビーに仕上がったいます。

油控えめで焼き加減も良いパラタをカレーに浸しながら食べるとまた美味しい。

それにスパイシーでジューシーな味わいのチキンチェティナードフライドチキンが食べ応え十分。ベジタリアンミールスにプラスされた肉のカレーやスパイス料理の魅力。


せっかくなので、単品でチェティナードチキンカレーとミーンコランブなど南インドらしいカレーをバスマティライスと一緒に追加注文しました。

◎チェティナードゥチキンカレー
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こちらはタミル・ナードゥ州チェティナード地方に伝わる伝統的なカレー。大量のスパイスが入っており、ガツンと感じるスパイシーさに濃厚な味わいがたまりません。


◎ミーンコランブ(鯖)
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MEEN  KOZHAMBU。
フィッシュカレーはタマリンドの酸味が効いた酸っぱ辛さ味わいに鯖の旨味たっぷりと感じられるカレーに仕上がっています。


◎ヴァミセリパヤサム
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semiya payasam。ヴァミセリのミルク煮デザート。甘さ控えめで食べやすい味わいになっています。

◎チャイ
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最後は美味しいチャイを飲みながらゆっくり。

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東京と大阪のカレー屋さんの話で盛り上がったり、SNSで憧れていた方に初めて会えたりと非常に楽しい食事会。

この時に「吉田カレー」や「JAY」の存在を教えて頂いたのは、大きかったなぁと思ってしまう今日この頃。

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帰りにプレートを2枚購入。

魅力的なインド料理店が数多く存在する関東地方。川崎市で味わえるタミル料理に大満足。また寄らせて頂きます。ご馳走様でした。

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