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地下鉄堺筋線日本橋駅から南東方向に拡がるのは、大阪なにわの台所黒門市場。

連日、訪日外国人観光客で賑わう黒門市場商店街ですが、そんな賑わいがやや静かになった商店街の南端で長年営業されている老舗カレーショップと言えば…

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『ニューダルニー』
中国大連から引き上げてきた方が昭和22年(1947年)に大阪阿倍野にオープンしたのが「ダルニー」というカレー店。

「ダルニー」とはロシア語で「大連」という意味。

その先代の味わいを受け継いだ2代目(現在の店主)が黒門市場近くにオープンしたのが、この「ニューダルニー」なんです。

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〈メニュー〉
・ビーフカレー ¥600円
・カツカレー ¥750円
・海老フライカレー ¥750円
・カレーうどん ¥600円
カレーメニューは全部で4種類のラインナップ。トッピングには生卵(50円)が用意されています。カウンター8席のみのアットホームな店内では、高齢のご夫婦が切り盛りされています。
この日はカツカレーを注文しました。


◎カツカレー
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しばらくして運ばれて来たカツカレーは黄色がかった懐かしい色合いのグレイビー。

新潟のバスセンターのカレーで有名な「名物 万代そば」のカレーほど黄色ではないにしろ、大分の「カレーヤ」を思い出させる色合い。

ヴィジュアルだけで、昭和ノスタルジーな懐かしい気分にさせてくれます。

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牛スジと和風出汁に独自のスパイスを入れて、手間暇かけて作られたカレー。

トロミのあるビーフカレーはブイヨンに牛肉や野菜、果実が溶け込んだ旨味や甘味、酸味のバランスが良く、まろやかで食べやすい。

また独特な粉っぽさにマッチする旨味とコクが非常に懐かしい気分にさせてくれます。

辛さはそれほど無いんですが、後からふわっと心地よい辛さが拡がっていくのが、なかなか良い感じなんです。
旨いいい!( ^ω^ )

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ライスの上にきちんと配列された薄めのカツはサクッと揚げられており、柔らかく、トロミのあるカレーによく合っています。
旨いいい!( ^ω^ )

インデアンカレー」と同じ1947年に誕生したカレーライス。大阪の文化とも言える甘辛カレーとは、対照的に「辛さだけにとらわれずに味を吟味した」というカレーは、老若男女問わず、万人受けする味わいに仕上がっています。

黒門市場の片隅で昭和時代の懐かしいカレーライス。次回はカレーうどんも頂いてみようと思います。ご馳走様でした。(^ ^)

◎ホームページ

◎黒門市場(ニューダルニー)

◎食べログ



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