京王新線で新宿のお隣、初台駅下車。
東京のマニアから「絶対に食べて欲しいお店」とオススメされたのが、
『和魂印才たんどーる』
店主の塚本さんは「アジャンタ」や「天竺屋」「マハラジャ」など東京を代表するインド料理の名店で10年間修行された後、1997年に沼袋に『新・印度食堂たんどーる』をオープン。
名店で培ったインド料理に梅や昆布、ひじきなど日本の「和」を合わせたオリジナルのインドカレーを提供して人気店へ。
店名が「たんどーる」と平仮名表記になっているのは、"日本人がつくるインドカリーを"という意味合いが込められているんです。
そんな人気店で腕を振っていた塚本さんに脳梗塞を発症したのが2012年のこと。その後、営業を続けるも、以前のように思うように身体が動かない影響から2015年春に一旦閉店。
今や「Love India」にも名を連ねる関東屈指の実力店。
塚本さんが着ている赤いTシャツをみると、宮城県仙台の「あちゃーる」で飾らせていたのを思い出してしまいす。
こんな和を感じる味変アイテムが置いてあったり、オリジナルティーたっぷり。
平日ランチはサラダ付き。しばらくして運ばれて来たのがカレーがこちら。
◎カレー3種盛りのセット
〈今まで訪問したカレースポットはコチラ〉まさにオンリーワンなヴィジュアル!!
和の器に盛られた和×印の融合したカレー。
和と印の融合したスタイルのカレーが「和」の器で提供される斬新さ。それぞれ頂いてみると、
◎粗挽き肉とナンコツのキーマカレー
この日は「鶏ひき肉とナンコツのキーマカレー」に梅干し(+100円)をトッピングしました。
鶏軟骨のコリコリした食感に噛むたびにジュワッと口の中を拡がっていく肉の旨味。梅干しを合わせることで味わいが引き締まり、また違った味わいを楽しむことが出来ます。
旨いいいい!( ^ω^ )
◎ベーコンとナスとキノコとのトマトカレー
肉肉しいキーマカレーとは、全く違うトマトの酸味の効いたこちらのカレー。
まるで南インド料理のラッサムスープに日本の和の旨味が合わさったテイストに仕上がっており面白い。
旨いいいい!( ^ω^ )
◎かぼちゃと豆のカレー
ノンベジなカレー、ラッサムときたら、ダル。
控えめな存在のダルも、"たんどーる流"にアレンジされると存在感抜群。豆のコク深く優しい味わいのグレイビーと一緒に楽しむ南瓜の甘味がたまりません。
旨いいいい!( ^ω^ )
全て「和」の素材が合わさったカレーたち。
プレート内も古代米、ナスの生姜焼き、大根と人参と厚揚げのスパイス煮、柿とカブのスパイス和えなど、和の魅力たっぷり。
まさに和×印×和の連鎖。「和素材はスパイスと合いますよ」と塚本さんがおっしゃることがひしひしと伝わって来ます。
◎海苔のピクルス
そしてこの海苔のピクルスがまた素晴らしい!
まるで"梅干しの酸味の効いた柔らかなスパイシーさ感じる佃煮"のような魅力。これが非常にカレーやライスに合うんです。これだけで日本酒のつまみになりそうなので素晴らしい。
インド料理の名店で磨き上げられた技術に、見事に日本の和を融合させたパイオニア的存在。
創作カレーでもなく、スパイスカレーでもない。ここでしか味わえない和×印なスパイス料理が食べられて大満足。
*ちなみにこのメニューの作り方が『dancyu(ダンチュウ)2017年6月号「エブリシング イズ カレー」』のp61ページで紹介されています。ちなみにランチタイムは水・木・金曜日のみ。金曜や土曜には夜営業もすることがあるという営業スタイル。
ちなみに夜にはタンドール料理やスパイス料理、ルマリロティ(ハンカチのように極薄)などが頂けるんだとか!
なかなかハードルが高い営業日時ですが、随所SNSをチェックしましょう。ご馳走様でした。
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