周辺には、マドラス5、フルバリ、LOOP、SIMBAcurryなど沢山のカレースポットが点在する大阪アメリカ村の端でスパイスマニアだけで無く、多くの人たちに愛される名店といえば、
*地下鉄四ツ橋線の四ツ橋駅からも徒歩圏内。
『ニューライト』
昭和34年(1959年)創業。アメリカ村らしい音楽関係のチラシやステッカーがびっしりと貼られた怪しげな外観。
店内にも外観同様に音楽関係の張り紙が沢山あり、ミュージシャンなど有名人のサイン色紙の凄まじい数。
まさにアメリカ村のカルチャーを肌で感じられるこの空間の厨房では高齢の男性の方や若い男性2人が腕を振っており、何だか昭和ノスタルジーのような懐かしい気持ちにさせてくれるのが大阪らしいなぁなんて思いながらメニュー表に目をやると、
昔ながら洋食屋さんに近くメニューの数々はどれもリーズナブルな価格で提供されている。
そんな中でも客の8割が注目するという人気メニューが「セイロンライス」という一皿。
知る人ぞ知る姫松の「スイスライス」とも真逆の知名度の高さ。大阪アメリカ村の文化とも言いたくなる一皿。やはりこの日も迷わず注文してしまいました。(笑)
◎セイロンライス(カツのせ)
楕円形のアルミ皿に盛り付けられた個性光る一皿。私の場合はいつも「カツのせ」で注文してしまう。
ちなみにメニューにある「カレーライス」はご飯が別盛りになっているのに対して、「セイロンライス」は混ぜ合わせたスタイルになっており、卵がトッピングされている。
セイロン=スリランカカレー(混ぜ合わせ食べる)をイメージして作られたのかなぁと思いつつ、厳密にはカレーでは無いセイロンライスは、
牛肉と玉ねぎのにカレー粉、デミグラスソースにラーメンスープがミックスされたもの。
食べてみると、酸味とコクのある独特な味わい。後からじわっとスパイシーな辛味が拡がり、スルスルと食べられてしまうこの感覚はまさに“カレーは飲み物"と感じてしまう。
旨いいいい!( ^ω^ )
ちなみにデミグラスソースは創業当時からのものを継ぎ足して使用するこだわりよう。
シャバシャバのセイロンライスの中にカリッとした軽いカツが妙に合う。
そうそう。これこれです!
旨いいいいい!( ^ω^ )
卵黄を崩して、セイロンライスと混ぜ合わせてマイルドにして食べるとこれまた美味しい。
旨いいいい!( ^ω^ )
何年経っても変わらない味わいのセイロンライス。何故か度々食べたくなるんです。
大阪アメリカ村の文化と言ってもいいこの食べ物は、これからも沢山の人たちに愛されていくことでしょう。
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