2012年にオープンし、「福岡のカレーの聖地」とも呼ばれるマルハバ。

コアなマルハバマニア、マルハバフリークも続々と誕生し、日々、マルハバ修行をされているようです。（笑）

メニューは、店主ジャマールさんのパキスタン料理以外に、奥さんの西インド料理も合わせると、全部で90種類以上。

その中から提供されるのは、1日に2〜3種類程がフレッシュな状態で提供されています。

▼1〜50種類目のマルハバメニューはこちら。
以前のブログでは50種類までを報告させて頂きましたが、このブログでは引き続き、51種類目からを、ゆっくりのペースになりますが、コツコツと報告させて頂けたらなぁと思っています。

51.カスリチキン　¥1400円

2023年11月12日（日）　
64回目の来店時に頂いたKASURI CHICKENは、2023年11月10日に登場したジャマールさんの新メニュー。

ベイリーフの添えらたマルハバライスと一緒に登場したカスリチキン。

カスリとはカスリメティ（フェヌグリークの葉を乾燥させたもの）のことであり、

骨付き肉が多いマルハバのカレーの中で、珍しく鶏胸肉（ブレスト）が使用されています。

大量のカスリメティを纏ったグレイビーは香り豊かで、口に含むんだ瞬間、トマトの酸味を感じつつ、後からジーンと拡がるスパイシーさ。

マルハバらしい油分に、今までのマルハバには無かったサッパリとした味わいのチキンカレー。

初日は、鶏肉がほぐされたスタイルだったようですが、この日は、ほぐされていない、しっかりとした食感で堪能。

また出会う時は、新たなスタイルで出会えるかもしれません。

◎ホットチャイ　¥300円

この日もジャマールさんと片岡さんと沢山話して、楽しい時間でした。

◎ビーフパヤ　¥1800円

2023年11月18日（土）　
65回目の来店時に頂いた冬限定メニューのBEEF PAYA（ビーフの足先の煮込みスープ）が今シーズン初登場したのが、11月17日（金）からでした。

2020年度のウインターシーズンに2回頂きましたが、あの時は、肉の追加オプションがあったり、ライスよりもロティやスポンジ状のナンで食べた方がいいよ。ってジャマールさんがお勧めしてたのを思い出しました。（笑）

自身3度目のビーフパヤ。2023年シーズンVer.のパヤは、トッピングなどは無く、マルハバライスと一緒に食べるスタイルになっています。

ビーフパヤは牛のヒズメ（牛蹄）を使った、コラーゲンたっぷりのスープ状のCURRY。

「和牛」を使用しているのが、マルハバらしいところであり、油は全く使わずに作られています。

コラーゲンぷるぷる、膜の張ったスパイシーなスープは、ジンジャーが効いており、食べ進めると、段々と身体が温まってきて、寒い日にバッチリ。

他県のパキスタン料理店で頂いたメニューを思い出しても、ビーフニハリ同様に、ジャマールさんが表現するものは、それぞれが大きくてゴージャスなんです。

ジャマールさんのアドバイス通り、骨の穴の部分をすすると旨味が口の中を拡がっていって、さらに美味しい。

◎ホットチャイ　¥300円

「パヤを食べられば、1カ月、風邪引かないよ。」とジャマールさん。

この日も久しぶりにマルハバ友達にも再会して、楽しいひと時。

ちなみに、こちらのビーフパヤは2月ぐらいまで登場予定だそうで、また狙いたい豪華メニューなんです。

52.チキンジャルフレージー

2024年3月3日（日）
66回目の来店時に頂いたのが、CHICKEN JALFREZI（チキンジャルフレジ）という、鶏肉と野菜のスパイシーな中華風炒め物。

3.4回目の登場だそうで、こちらもジャマールさんの奥さんのメニューなんです。

少しずつ改良されながら、提供されているこのメニューは、チャイニーズインディアの代表的なメニューであるチキンマンチュリアン（満州帝国の影響を受けたインド料理）として、インド料理で出会ってきたましたが、

パキスタン料理では、チキンマンチュリアンのことをチキンジャルフレーズィーと呼ぶんだそう。

まるで酢豚ような、ほんのり甘酢っぽい味わいにトロミが合わさった料理は、香り高い軽やかなライスに合って美味しいんです。

奥さんの料理の中では、辛味は控えめな印象。


この日は、マルハバライスをビリヤニライスに変えられるラッキーな日でもありました。

◎シャヒビーフハリーム　¥1800円

2024年3月9日（土）　
6日ぶりのマルハバは、かなり久しぶりになったハリーム。カレーの食べ歩きを開始して10年になって思うのは、関西でも、かなりレアなこのパキスタンカリーを定期的にやられているマルハバの凄み。

前回は「虹の仏」のリョウヤさんと頂きましたが、この日は、「のづCURRY」の野津シェフと一緒に来店。


この日もビリヤニが売り切れたばかりで、マルハバライスをビリヤニライスに変更出来たラッキーDAY。

「忍耐」と名付けられたパキスタンカレーは、やはりハイクオリティな味わいで大満足。


ジャマールさんと息子のハリスさんと沢山お話し出来て楽しい時間でした。

53.ラムチョップカレー　¥1800円

2024年3月23日（土）　
2週間後に、頂いたのが、LAMB CHOP CURRY（ラムチョップを使ったカレー。

マルハバの中でも非常にレアなカレーであり、個人的には、岡さん作のメニューブックから知って以来、「本当に食べられる日が来るのか？」と思うほどだったんです。

骨付きラムチョップが入ったCURRYにマルハバれしい油分の光る。こちらも群馬から取り寄せたもの。

とにかくグレービーが美味すぎる。辛味はなかなかしっかりとありますが、マルハバライスと一緒に何度も何度も食べたくる。

ブラックペッパーが効いたマサラグレイビーに柔らかいラムチョップ肉を手食。

名残惜しくなって、骨を何度もつけて、味わいたくなってしまうんです。

食後は、ジャマールさんが映り込んだチャイを飲みながら、ジャマールさん、片岡さんと談笑。

ちなみに、詳しい方の解説では、ラムチョップカレーは、昨年の7月に2日間だけ登場し、その前は、3年ぐらい前だったんだそう。

個人的にも、3年に1度、登場するかなぁ。と思っていた激レアメニューが食べられて大満足。

金曜日に登場し、翌日の残り3食も、オープンすぐに、電話取置き予約で即完売する大人気ぶり。

自分もそうですが、皆さん少し頭おかしいですね。（笑）

◎チキンカラヒ　¥1700円

2024年11月10日（日）
下関、北海道の友達とカレードライブ中に、パンストックからの久しぶりの来店。福岡県で味わって欲しいカレー、スパイス料理店の筆頭といえる名店中の名店。初めてマルハバに来たら、まず食べて欲しいのは、やっぱり定番であり、看板メニューのチキンカラヒ。


ジャマールさんが作り出すスパイスオイルは、爽やかに拡がる青唐辛子の辛味。ジャマールさんのオススメ通り、手で持って鶏肉を食べると非常に美味しい。

ビリヤニが売り切れたばかりだった為、マルハバライス（プラオ）とビリヤニライスの「あいめし」で頂けてラッキーなパターン。

オイリーなのに、トータルで軽やかに感じてしまうバランスも素晴らしく、やっぱり、しみじみと美味しい不朽の名作に違いありません。


まだまだ程遠いマルハバ全メニュー制覇を夢に、頑張って通い続けたいものです。

◎ビーフパヤ　¥1800円

2024年11月30日（土）
マルハバで冬限定の豪華なSPメニューといえば、「ビーフニハリ」と「ビーフパヤ」の2種類。



ビーフパヤが2024シーズンに初めて登場したのが、11月29日（金）であり、登場したばかりなのに、翌日の30日（土）オープン時間には、電話取り置き予約にて、売り切れるという人気ぶり。

◎ホットチャイ　¥400円

この日で、70回目の訪問。今年もコラーゲンたっぷりなパヤが食べられて幸せでした。

◎アルーゴーシュト  ¥1800円

2025年1月26日（日）
2025年の初訪問は、下関や北九州在住のカレー友達4人と神湊「ランペ」からの連食カレードライブ。（笑）


前回、食べたパヤに通じるようなスープ状のグレイビーに少しこんな感じだったかな？となりながらも満足度を上げてくれるスパイス使いは健在。

マルハバライスと、どんどん食べられるし、骨付きマトン肉は手食して、しっかりと堪能。久しぶりにマルハバに来た、ヒロミタロウも大満足。

◎チャイ　¥300円

この日は、古賀「safed」のシェフとも仲良しで、かつてDr.カレーとして活動されていた方とも話せたし、近々、北海道に帰るカレー友達とも、また来れて楽しいランチタイムでした。

◎マトンマサラ  ¥1800円

2025年4月19日（土）
2週間前ぐらい前にカレーイベントで再会した
このお店の元店員の方と話してたら「ジャマールさんのマサラが。」「ジャマールさんのマサラが。」と話してたので、マルハバのマサラ系のカレーのことで頭が一杯に。（笑）


マルハバのマトン＝ラムであり、柔らかい羊肉の脂身の円やかさに辛味はそこまで強くないのにたっぷりと発汗。こんなにスパイスをふんだんに感じるカレー体験はなかなか無いことであり、軽やかでありながらこんなに満足してしまうのは、たっぷりスパイスを感じているからだと思う。


この日は親子2人で切り盛り。ここでも昨夜、さらしあキッチンで最初に隣だった人がテイクアウトにやって来たり、北九州からも凄いなぁ。と思ってたら大阪から冷凍で頼み続ける方もいるというビックリしてしまう。
ちなみに明日は数年ぶり、正月しか食べられなかったレアメニューの「ラムダンポクト」が予約なし食べられるらしい。

54.パコラカラヒ　¥1400円

2025年5月10日（土）
PAKORA KARHIはひよこ豆のとろみのあるカレーであり、このパコラカラヒが登場するということはマルハバで夏の始まりを意味するということ。

ヨーグルト、塩、スパイス、ひよこ豆で作られるカレーは、暑い時に食べるメニュー。

黄色グレイビーにはオイルが浮かび、団子と焦がし唐辛子入り。

ひよこ豆で作られる団子の断面を見ると分かるように団子の中には、丸々1本の青唐辛子入り。

マルハバライスをヨーグルトベースの塩味の効いたグレイビーがマッチ。マルハバらしいグリーンチリの辛味が爽やかに拡がる。


グレイビーの中の団子を味わった時の満足感。油で揚げたサクサクした唐辛子を少しずつ齧ると苦味と辛味があって味変。

この日も味見は全くしていない。と語るジャマールさんやハリスさんと談笑。

酸味が強過ぎることもなく、絶妙なバランス。ヨーグルトカレーが初めて美味しいと思った日であり、カディパコラが初めて美味しいと思った日にもなりました。

◎トゥールダル　¥1400円

2025年6月2日（月）
いつもながら豆カレーだけでこんなに美味しいんだ。と思わせてくれる満足感。これはプレーンタイプであり、ほうれん草が入ったパターンもあるんだそう。コクたっぷりでしっかりと辛味が拡がる。


豆カレーに付く副菜はジャマールさんの奥さんが1年半かけて作った梅干しのアチャール。この程よい酸味が良きアクセントになる。マルハバライスに添えられたパパド（豆の煎餅）の食べ方を再度ジャマールさんに聞いてみると、「この豆カレーにつけて食べても良い。」そうなので、そうするとやはり美味しい。

55.アルーボルタ　¥300円（オプション）

さらにジャマールさんの奥さん作のALOO BHURTAを追加オプションとして注文。これがまた絶品でしっかりと辛味があって美味しい。やっぱり奥さんの西インドのムンバイベースの料理は野菜使いが上手くしっかりとスパイシーで非常に美味。


カレー食べた後はジャマールさんと色々話してて、いつも毎朝3時半に起きていることや全国テレビの取材があったことなど楽しいひと時。

平日に珍しく来れたけど、熊本から食べに来ていた方やマルハバに2人いる「チキンカラヒしか食べないお客さん」にも会えました。